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マンションが傾く事故について思うこと

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マンションが傾く事故について思うこと

マンションが傾くという事が発生して、施工会社が大手の会社である
旭化成建材という事もあり、多くの人が信頼していた会社で、かつ
有名な会社であった為、裏切られたという気持ちになったのではないでしょうか。

最近、東芝でもいろいろと問題が発覚したり、又、他では、個人情報が流出したりと
いろいろな事が報道されています。少なくとも、大手会社だから必ずしも
安心という時代でもないかもしれませんね。地元を中心社に商売をしていたり、
働く仲間の人柄や顔が見える程度の小さい会社では、大きな問題が出たら倒産して
しまうリスクを理解しているから、大丈夫だろうという意識で仕事はしていないと
思います。常に真剣に取り組み、連絡を密にする事が絶対に必要だと思いますね。

今回のマンションの傾きに関する事は、支持層と言われる固い地盤まで、
杭を施工していれば、被害が発生していなかったと思います。
この事から、多くの建築、土木の施工者が同じように、みんなが、いい加減な工事を
していると見られているとしたら、つらいことだと思います。
元気に明るく、その建物に住み生活する人たちの安全と安心の為に、常に
一生懸命にプライドを持って工事をして、社会的使命を果たし、継続して
いく事が大切だと考えます。

PS
だいぶ寒くなってきましたね。
今年は、イスラム国による事件があったり、大雨による災害やマンションの傾きなど
があり、また、消費税の増税後の景気回復は、感じられず、穏やかではない1年でした。
来年は、良い年になればと願いします。

住宅建築 - 地盤保証会社について思うこと

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住宅建築 - 地盤保証会社について思うこと

マンションの傾き事故に関して、杭が固い層まで、到達していないのではないか
という事から、住宅購入を検討されている人は、心配になっているのではないかと思います。
戸建住宅の地盤補強でも心配になっている人もいると思います。

戸建住宅の場合は、杭工事という事ではなく、地盤補強もしくは、地盤改良という
扱いになります。このことは、以前に記載しました。

さて、最近では、戸建住宅の地盤保証が会社が多くできていると記載しましたが、
その中で、今度は、地盤補強工事の施工検査をしますという会社も出てきました。
もちろん高い料金が発生しますので、そこで利益を上げる目的もあると思いますが、
今、一番問題になっているのは、マンションなどの大規模な施設などの杭工事です。
このような建築物の施工の検査は取り扱わず、戸建住宅の地盤補強工事の検査を
するというのは、どういうことなのでしょうかね。もちろんチェックしていく事は、
良いことだと思いますが、私が思うに、戸建住宅の場合は、地盤調査の結果、
地盤補強をしたほうが安全と思えるところでも、地盤保証しますという事で、
地盤補強をしない事により、建物の不同沈下しているケースが多いのではないかと思います。

地盤補強して傾く割合と地盤補強しなくて、傾く割合は、かなり違うと思いますが・・・
しかし、どこの地盤保証会社でも傾いた件数を公表していませんよね。
いろいろとチェックしたり、検査することは、大切ですが、肝心な地盤判定も
現在の法律に照らして、チェックすることが重要だと思います。

地盤改良や地盤補強、杭工事などの施工管理をチェックする第三者機関があったほうが
良いと思いますが、あくまでも、施工方法や知識を深く理解していないと困難です。
できれば、そのような地盤評価をできる国で認めた資格制度や団体などが
主体になれば良いと思いますがね。


地盤保証会社の地盤判定は大丈夫?

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地盤保証会社の地盤判定は大丈夫?

地盤保証会社の事や最近は、地盤保証会社が多くなったと以前にも記載しましたが、
先日、地盤調査の結果、地盤が軟弱なために、地盤補強鋼管工事を行った
関東地方(場所は控えます)の分譲地の現場で、工事をしていたら、そのすぐ近くで
建築中に傾いてしまい直している建物がありました。その周辺は、地盤が軟弱なため、
多くの建築会社が地盤補強工事をしているところだと聞いていますが、その1件だけは、
地盤補強せずにベタ基礎で建築していました。

ある程度の情報を聞いたところ、地盤保証会社の地盤判定で地盤補強不要との結果が
出たらしいです。その保証会社は、よく聞く保証会社の名前でした。(名前は控えます)
不要な改良工事を減らすという事で、営業しているみたいですが、不要ではなく必要な
結果だったという事ですよね。

建築中に傾いてしまい直してから、建物を引き渡すわけですが、今後、再び傾かないのか
心配ですよね。直す方法も一時的に直したのか?長期的に大丈夫なのか?
建物が建った状態で、地盤補強するとなると簡単には、いきませんよね。

建築主の人の夢のマイホームを、はじめから傾かせないために、なんでも地盤補強不要と
言うのは、やめてほしいものですよね。

PS
先日の12月10日に、商売繁盛や開運招福で賑わう埼玉県大宮の十日町に行ってきました。
今年は、イスラム国による悲惨な事件から始まり、大雨の影響から、鬼怒川の堤防が決壊して、
広範囲な浸水被害が出たり、マンションが傾く事故、景気も良くなっている気がしません。
来年は、より良い年になることを祈ります。

そのような中、おかげさまで、年末の12月は、お取引様から多数のご依頼を頂きまして、
誠に、ありがとうございます。今年も、あと少しで終わりですが、全力で頑張ります。





2016年-新年あけまして、おめでとうございます

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2016年-新年あけまして、おめでとうございます。

今年も、よろしくお願いします。

年が明け、2016年は、更により良い年になればと願っています。
最近、私は、お金の価値が低くなった気がします。どこかへ食べに行くのも
飲みに行くのも遊びに行くのもお金がかかりますよね。

アベノミクスにより、景気が良くなったと感じられず、一部の業種だけが
恩恵を受けているのではないでしょうかね。

来年に消費税があがるという話がありますが、現在の景気では、
政府はあげたくても上げられないのではないかという人もいます。
一体、消費税は、本当に10パーセントになるのでしょうか?
10パーセントにしたら逆に税収が下がってしまったのでは、
意味がないですよね。夏の参議院選挙結果がポイントですよね。

医療、車、インターネット環境、ロボットなど、時代とともに
どんどん変化していますよね。

さて、今年、自分は、仕事、プライベート共に、変化に対応できる力という
テーマを掲げてやっていきたいと思います。
今までと異なる状況の変化にも対応して、乗り越えて行く年になればと思います。

今年も元気で、楽しくやっていきたいと思います。よろしくお願いします。

住宅建築-瓦礫撤去と埋戻し管理

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住宅建築-瓦礫撤去と埋戻し管理

東京の高級分譲地で、地盤調査を行った結果、敷地の3分の2が
地面より1.5mから3.0mにて、瓦礫に当たり貫入不能になりました。
ここは、昔、大きな豪邸が建築されており、地下室もあったとの情報から、
もしかしたら、建物解体の瓦礫などが残っている可能性が考えられました。

この土地を購入した買主の人は、販売先の不動産業者に瓦礫の撤去をするように
請求しました。不動産会社としても、このような状況になっている事は、知らなかった
と思いますが、裁判になれば、当然に撤去する判決になるので、それに応じました。

今回、土地の買主の人および設計士、建築会社の人から、瓦礫の撤去並びに土の埋戻しの
現場管理を依頼され、約2週間に及ぶ工事が終了し、きれいに瓦礫がなくなりました。

実際に、3.0mも掘削するとなると時間もかかりますし、大変ですよね。
掘削してみると、地下室の壁面が残っていたり、H鋼が残っていたりと、地盤調査の時に
予想していた通りの結果になりました。安価な解体業者に依頼した結果、いいかげんな
解体工事により、逆に、後から、ものすごく費用が出る結果になってしまったのではない
でしょうか。
この当時の解体業者は、逃げてしまつているらしいです。
1件1件きちんと仕事をしないと後から、大変な事になってしまいますよね。
大昔であれば、地盤調査もしていなかったので、わからず、そのまま新築住宅を
建てていたかもしれませんが、現在では、地盤調査をする時代になっています。

地盤が悪いところほど、ガレキが混入されている気がしますが、地盤が軟弱でなくても
上記のような場合は、残っています。土地を購入する人は、その土地の履歴を
調べることも必要だと思います。

 

地盤保証会社なのか地盤改良会社なのか?

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今年は、暖冬と思っていたら、急に寒くなりましたね。
インフルエンザにかかる人もたくさんいます。
早く、暖かくなってほしいですね。

さて、地盤保証会社なのか地盤改良会社なのかよくわからない
大手の会社がありますね。
中立的な立場で、地盤調査結果を判断するという理由で、
地盤改良工事をしないという保証会社は、理解できまるところも
ありますが、地盤調査から地盤改良工事まで、実際は、一括で引き受けている
会社がありますね。

地盤が良くても悪くても地盤保証料もしくは、地盤改良工事費用の
全部もしくは、一部が入ってくる仕組みを作っていると聞きます。
これで、適切に地盤の判断ができるのでしょうかね?


以前にも記載しましたが、戸建住宅で地盤の判断をする前に
適切な地盤調査が必要であり、ここが不適切だと、いくら
地盤の解析をしても絵に描いた餅ですよね。

戸建住宅の地盤調査は、スウェーデン式サウンディング試験が
主流となっています。もちろん他にも、調査方法がありますが、
地盤の判断をするうえで、評価が難しく、スウェーデン式
サウンディング試験より、研究発表も少なく、普及していません。
ただ、このスウェーデン式サウンディング試験を行うにしても
試験機械の操作のみしか理解していないと、地盤状況がわかりません。

そこで、最近では、この試験を利用して、土質もわかる新たな試験方法が
ありますという営業がされています。しかし、先日、びっくりした事
がありました。
この新試験方法でのデータを確認したら、表層50cm程度が盛土で
粘性土続いて、砂質土で調査深度2.0mで貫入不能となっていました。
しかし、これは、誤りで、全部が盛土地盤です。貫入不能になったのは、
盛土中の礫だと考えます。なぜわかるかといいますと、
台地から低地になっている宅地で、2.5mの擁壁に囲まれているからです。
地盤調査をしていない人でも、わかると思いますが。

新試験方法も良いですが、すべて機械に頼るのではなく、
現場に行っているのですから、事前に地盤状況、地質状況、地形状況などを
調べて、実際に、現地の状況を確認して判断しないと、自然地盤なのか
人工地盤なのかわからなければ、それを基に地盤解析をしても
絵に描いた餅になってしまいますよね。
また、最近は、地盤調査費用が、かなり安くなっています。
地盤の知識をつけずに、機械操作を覚えて、調査が行われ、地盤解析をされて、
地盤が良いですと言われても、心配ですよね。もしかしたら、調査深度の
すべてが盛土だったら・・・
調査費用のみで、安いから依頼するというのは危険だと私は思います。


PS

3月に入りました。
卒業シーズンですね。たくさんの思い出と共に、新たな旅立ちですね。
幸多き旅になりますように!


卒業そして、旅立ち

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卒業そして、旅立ち

3月は、卒業式ですね。中学校や高校などで、友情、部活、そして勉強など
たくさんの思い出をつくり、3年間が終わります。悲しみと共にあらたな旅たちに
夢と希望で、うれしい気持ちにもなりますね。そして、受験もあります。
合格した人は、ほっとするでしょう。不合格だった人も、これで終わるわけではなく、
これから長い人生の出発ですから、あきらめる必要もありません。

4月は、桜が咲き入学式ですね。3月や4月は、合格祝いや卒業、就職など
お祝いごとが多い月になります。私も遠い昔を思い出す月となります。
ぜひ、夢を持ち、その夢を実現してほしいですね。

さて、話は変わり、住宅建築における地盤調査の話になりますが、
地盤調査結果や建築地の地形、近隣状況などから、基礎判定をするのですが、
ぜひとも、建築士の人も建物の設計だけではなく、地盤の評価もしてほしいと
思うことがよくあります。地盤保証会社に地盤調査から、地盤判定まで、
依頼しているケースがあります。保証してくれるのだからという安易な気持ち
だとすれば、困りますよね。建築主にとって一生の財産である住宅であり、
そこに何十年も住む可能性があります。ぜひ地盤に関しても建築士の人も判断して、
地盤保証ありきではなく、地盤会社の意見も参考にして頂きたいと考えます。


PS
以前に、このブログに記載しました私がよく行くおいしいラーメン店が
いきなり!黄金伝説。「行列のできる即日完売グルメ」番組でなんと
全国2位ということで、リポーターのサンドイッチマンが取材して
放送されました。普段でも混んでならんでいるのに、今日行ったら激こみでした。
有名になると、うれしい反面ならぶ時間が大変なので疲れますね。

スタミナラーメン
   スタカレー

地盤保証と地震

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この度の熊本県を震源とする地震の発生により、     

被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

被災された人達が一刻も早く、日常の生活に戻れますように、

お祈り申し上げます。

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地盤保証と地震

住宅の建築に際して、地盤調査を行い地盤保証会社の地盤保証を
つける場合があります。地震保険は、保険会社と契約をして、
地震により生じた損害についても補償してもらう保険です。

地盤保証は、自然災害(津波・噴火・地震など)は、保証されないと思います。
しかし、なぜか地盤保証会社の株価が高騰したりますね。不思議です。

さて、国土地理院のホームページに活断層に関して記載されていますが、
地球は、プレートと呼ばれる板のような岩の層で覆われています。
日本は、複数のプレートが接する境界に位置しており、海のプレートは、陸のプレートの下に1年間に
数cmから10cm程度のゆっくりとした速度で沈み込んでいきますが、引きずりこまれた陸のプレートの
先端部にひずみがたまり、100年~200年ぐらい経つと、このひずみの蓄積に限界がきて壊れてずれ動き、
陸のプレートの先端部が跳ね返ります。このときの衝撃で起きるのが「海溝型地震」です。
2011年の東北地方の地震のような巨大地震につながるケースがあります。また、日本列島は、プレートの
移動により圧縮され、その押し合う力によって日本列島をのせている陸のプレート内の岩の層が壊れて、
ずれることにより「内陸型地震」が発生します。この地震は、地下約5~20㎞ぐらいの浅い所で起きる為、
私たちの生活に大きな被害をもたらします。この「内陸型地震」を起こす原因が「活断層」という事になります。
今回の熊本の地震は、活断層である布田川断層帯で発生したとみられます。

日本では2000以上もの「活断層」があるといわれています。つまり日本のほとんどの地域に活断層が
あり、私たちも、いつ地震による被害に合うかわかりません。

戸建住宅の建築についても耐震化基準が見直されてきているので、最近建築された家屋は、地震により、
家屋が崩壊することは、まず無いと思います。しかし、地盤が軟弱だと、揺れも大きくなり、建物が傾く
危険性は、ありますよね。
戸建住宅の地盤補強は、地震の対策として、補強しているわけではありません。例えば、地盤改良では、
改良径を小さくしているものがあります。この場合、横からの力に対して効果が弱くなります。

想像を超える地震が来た場合は別として、地盤補強として、私は、小口径の鋼管杭が有効だと考えています。
鋼材は、鉛直の力や横からの力に対しても他の工法より、抵抗することができます。地盤調査の結果、
固い地盤があれば、その支持層に杭を入れて施工する方法です。工事金額だけで判断するのではなく、
施工方法の検討も考慮して頂きたいと思います。

また、私は、地盤調査から地盤判定まで、すべて地盤保証会社に丸投げせず、地盤調査会社の技術者、
建築設計士の人の判断が必要だと思います。

2016年のゴールデンウィーク

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2016年のゴールデンウィーク

飲食店やイベント関係の仕事をしている人は、ゴールデンウィークは、
多くの人が来店する忙しい時期ですね。また、売上を上げる為に、
いろいろな企画を考えていますね。私は、建築土木系の職場の為、
休みを取ることができましたが、どこへ行っても大混雑ですよね。
今年のゴールデンウィークは、どこに行こうか考えている暇もなく
忙しく、休みに突入してしまいました。

さて、そんな中、何十年かぶりに、高校野球を見に行く事にしました。
高校生が朝早くから、一生懸命に練習をしてきたプレーを
見るのは、楽しいです。お互いの高校をたたえるエールの交換。
一塁に走るのも全力疾走で、見ていて、気持ちがいいですね。
2日間試合を見てきましたが、いい試合でした。見てきた高校のどちらが
甲子園に出場しても、楽しみな高校でした。夏の大会が非常に楽しみです。

しかし、いつも思うのですが、休みの日は、すぐ終わってしまう気がしますね。


  

PS
今年の休み中、交通事故のニューズが多かったです。ゴールデンウィーク中は、
大渋滞ですが、それに事故が発生すると、大変ですね。
遊びに行くのは、電車のほうが便利かもしれません。

横浜へ
  


地盤補強対策の選択

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久しぶりの記事更新です。6月,7月といそがしい日々を過ごしていました。

梅雨もあけて、暑い夏がやってきましたね。現場など外で仕事をする人は、
熱中症にならないように水分・塩分補給やこまめな休憩を入れて、
体調を崩さないように気を付けていただきたいと思います。

さて、地盤調査結果に基づく、地盤補強対策として、セメント系の改良や
砕石などによる改良、鋼管杭を使用した地盤補強などがあります。
価格が安い20センチ程度の穴をあけて、その穴に固化材を流し込む
改良もありますね。

お客様のもとに、できるだけ価格の安い工法の地盤対策提案が営業の人を
通して提示されるケースが多いのではないでしょうか。
もちろん価格が重要であり、安く工事ができればよいですよね。
しかし、私は、価格のみではなく、安心度も大切だと思います。

住宅などの低層建物の地盤対策は、地震対策として地盤補強を
しているのではなく、地盤の沈下などによる建物の傾きを防ぐ
ために工事をしているのがほとんどです。でも日本は、地震が多く
被害が出ていますよね。地震による横からの力に抵抗できる
工法が最適ですよね。横の力ですぐに折れてしまうようであれば、
困りますよね。もちろん想像を超える巨大地震が来た場合は、
別ですが、私は、その土地の地盤状況にもよりますが、
鋼管杭による地盤補強がベストだと考えています。

工事価格のみにて、判断するのではなく、いろいろと検討の上、
最終決定するのが良いと考えます。


PS
先日、時間をつくり、職場の仲間と金沢・能登半島に行ってきました。
北陸新幹線が開通したので、金沢へ。
兼六園 茶屋街 千里浜  巌門  能登丼

夏休み(お盆)

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毎日、暑い日が続きますね。
今年は、海水浴場にサメが出たという話をあまり聞きません。出たのでしょうか?
海に出かけた人も多いと思います。

海といえば砂浜ですが、よく鳴き砂という砂浜を歩くと音がでる砂がありますよね。
なぜ音が出るか気になります。これは、砂の主成分に石英粒が65%以上含まれているからだそうです。
音の発生は砂粒の表面摩擦に起因する砂層の振動によるものと考えられているそうです。
砂が、ゴミなどの影響で汚れていると泣きません。

石英は地殻を構成する造岩鉱物で、火成岩・変成岩・堆積岩のいずれにも含まれ、無色透明なものを水晶といいます。
砂は岩石が風化することにより生じますが、石英は風化に強く、砂は石英主体となることが多い。

次に、砂浜を車、バイクなどで走れる日本唯一の海岸
千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ(石川県羽咋郡宝達志水町今浜~羽咋市千里浜町に至る延長約8kmだそうです。)
なぜ走れるかというと、砂の粒子が小さく、大きさが揃っていて、角ばった形をしているそうです。
この細やかな砂に適度な水分が混ざると砂浜は固くなり、普通の道路のように車などが走れます。
ただし、いつでも走れるわけではなく、雨などで水分が多すぎたりすると走れないそうです。
自分も先月、体験しました。


ちなみに阪神甲子園球場ホームページより、
甲子園の砂は、
・砂の産地の変遷
 甲子園浜及び香櫨園浜社有地 ~ 瀬戸内海産の砂浜 ~ 中国福建省
・黒土と砂の割合
 春は雨が多いため砂を多めに、夏はボール(白球)を見易くするために黒土を多くブレンドしている。
・甲子園の土を初めて持ち帰った人
 川上 哲治 (1937年、夏の23回大会)という説があります。と記載されている。
この砂は、国産ではなかったのか。

PS
先日、ニュースでお盆休み高速道路渋滞48キロと出ていました。どこに行くのも大変ですよね。
今年は、リオのオリンピックや甲子園での高校野球があるので、自宅でのんびりとテレビをみるのも
いいのではないでしょうか。
夏は、やっぱり
 

地盤保証会社による価格競争

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地盤保証会社による価格競争

地盤保証会社の中には、地盤調査から地盤改良工事まで受注しているか
もしくは、関連会社に施工させている場合があります。

よく、第三者的立場で地盤の判断をしていると言う営業トークを聞きますが、
地盤改良工事まで受注して利益を出しているとすれば、第三者的立場とは何でしょうか。
もちろん地盤保証しか取り扱っていない地盤保証会社もありますが、
各社により、営業戦略が異なりますね。

地盤保証会社は、自社で地盤改良工事を施工することがなく、下請会社に
施工させているケースが多いのではないでしょうか。下請会社の工事金額を
安く抑えられれば、その分多くの受注と利益が出ますよね。

そして、最近は、かなり安い金額で施工しているケースの話を聞きます。
もちろん工事金額が安価であれば、建築主も助かりますが、
安く施工する事により、工事のクオリティーが低下しなければよいのですが
地盤は地形や土質、地下水位、環境を含めて、施工方法を検討する必要がある為、
価格のみで決定すると、後々、問題が発生するケースがあり、逆に高い工事
になる場合もあります。当然、安かろう悪かろうでは困りますよね。

建築主(お客様)に、工事金額のみを伝えるだけでなく、それぞれの施工方法を
説明して選択して頂く事ができれば、良いのではないでしょうか。

PS
戸建住宅の建築前に、地盤調査を4ヶ所から5ヶ所程度行いますが、
地盤調査の時に判明しなかった地中障害物が工事の時に判明する事が
あります。
先日、地表面から75cmから1.0mの所に電柱らしき残骸が埋められていました。
むかしは、水田や沼地を宅地造成する際に、瓦礫等を埋めていたケースが
多く見受けられます。


建築主が地盤補強方法を選択する事が大切では

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寒くなってきましたね。
インフルエンザも今年は、1ヶ月ほど早くはじまっている様です。

さて、建築主が地盤補強方法を選択する事が大切ではないかと思います。
地盤調査をして、地盤が軟弱であった場合は、なんらかの地盤補強対策が必要になりますよね。

営業の人は、数社から地盤補強工事の見積もりを取り、一番安くできる方法をお客様である
建築主様に、ご提案する事が多いのではないでしょうか。

建築主の人も地盤改良などについては、よくわからず又、営業の人も詳しくわからないまま
価格のみで話が進んでいる場合も多いのではないでしょうか。もちろん工事価格は、
重要なファクターであることは当然です。
おそらくセメント系の地盤改良(柱状改良)が多く提案されているのではないかと思います。

ただし、価格だけではなく、安心、安全なその建築地に適した工法を選択する必要があると考えます。
また、価格の差も大きく違えば安い工法を選択することもあると思いますが、若干の金額の差であれば、
他の工法も選択するする事はできるのではないでしょうか。

では、どの工法がよいか地盤に関しての知識が少ない場合は、住宅地盤についての専門会社数社に
聞いてみるとかインターネットで検索してみるとか、地盤に関して詳しい設計士に聞いてみるのも
良いのではないでしょうか。

私は、将来、建築した土地を売ることになる場合や新たに土地を購入する場合などを
考えると、小口径の鋼管杭が良いと思います。それは、必要なくなった時に、打設した杭を
抜くことができます。また、JIS製品の鋼材ですので、地盤改良の様に現場で改良体をつくる事が
ないので、他の工法より安心ですよね。
この現場でつくるのか既につくられているのかという事が、他の改良工法も含めて、
重要となるのではないでしょうか。
また、日本は、地震大国ともいわれていますので、地震の規模にもよりますが、少しでも地震に対して、
抵抗できる工法が良いのではないでしょうか。

地盤補強工法について記載しましたが、建築主が知らないまま現場に行ったら地盤改良工事が
始まっていたと言うびっくりする話もあるぐらいなので、建築前の詳細な打ち合わせが大切ですね。

PS
先日、新入社員の歓迎会にいきました。
居酒屋でしたが、食べきれないほどの宴会メニューでした。デフレ時代?
これから、忘年会シーズンですので、多くの場所で飲み会が開かれますよね。

  




建築主が地盤補強方法を選択する事が大切では・・その2

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1962年以来54年ぶりの11月の降雪となり、いっきに寒くなりましたね。
気温差も大きく、体調管理に気を付ける事が大事ですね。

さて、前回の記事で建築主が地盤補強方法を選択することが大切ではと言う事を
記載しましたが、数日前に、住宅を建てる建築主の方から私に、相談の電話が入りました。

住宅を建築するにあたり、地盤が軟弱なため、地盤改良が必要となり工事金額も
当初から予定していた金額より高く、工事内容もセメント系の柱状改良が必要と
建築会社から連絡がきたと言うお話でした。建築主であるお客様は、
小口径の鋼管杭工事を希望しており、また、工事金額も予定していた価格を
越えていて困っていました。

なぜ私の勤務している会社に電話をしてくださったかお聞きすると、この建築主の
ご近所で、当社で施工したお客様から、工事の金額や施工の内容を見て、
適切に対応してくれるから相談してみたらと言われたので、当社の電話番号を
聞いたとの事でした。

当社で、地盤調査データから鋼管杭工事の見積りをご提案したところ、工事金額も
建築会社から既に出ている金額より、かなり安く、工事内容も建築主のご希望通りと
なりましたので、建築主より、これから建築会社と話を進めますと言われました。

その後、建築主より、お電話を頂き、建築の契約書の中に施工に関しては、
建築会社の指定した施工会社でかつ施工に関しては、建築会社の指示による
内容になっているとの事で、建築主であるお客様の今回の希望は受け入れられない
との返事が来たそうです。建築主もそこまでは把握していなかったので困っていました。
契約をしてしまった以上、やむおえず従うと最後は言われました。
残念な話ですが、その建築会社は、テレビのCMも出している誰しも聞いたことのある
住宅会社でした。お客様の土地つまり建築主である自分の土地なのに、自分で
地盤補強工事の方法の選択や地盤補強会社を決められないという事に
私は、違和感を感じました。

建築の契約書は、隅々までよく確認して、契約前に建築会社に伝えておくべき内容や
疑問点は、よく確認する事が益々、必要になっている時代ですね。


PS
イルミネーションのイベントである「青の洞窟」が2年ぶりに復活しました。
休日に立ち寄りました。これからクリスマスでイベントが各地で開かれ
そして、2016年は、もう少しで終わりですね。

  

2017年-新年あけまして、おめでとうございます。

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2017年-新年あけまして、おめでとうございます。

今年も、よろしくお願いします。

年が明け、2017年は、幸多き年になればと願っています。

日本は、今もデフレから脱却していない状況にある事から、今年は、景気回復を
期待しています。
また、人口減少と高齢化が進みますので、人口減少を食い止める政策が急務ですよね。

今年は、フィンテックがどんどん加速していく時代だと思います。スマートフォンやIT等の技術を使った
金融サービスが次々と生まれ、個人の生活や社会の取引慣行などを大きく変えていく事になると思います。

日本もスウェーデンと同じように近い将来、現金を持ち歩いて物を買う社会では、無くなるのではないでしょうかね。
スウェーデンでは、現金では、物が買えないお店がほとんどではないでしょうか?

さて、自分は、仕事、プライベート共に、更なる成長をしたいと思います。
今までと異なる時代の進化に対応して、活躍できればと思います。

今年も元気で、楽しくやっていきたいと思います。よろしくお願いします。

 PS
寒くなりました。寒いというより、痛いですよね。インフルエンザに注意!

 


30年以内に巨大地震が発生する確率が70%!

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すごく寒くなったり、日によって、多少、暖かくなったとりと体調管理に気を付けないと、
風邪をひきますよね。

さて、地震の多い国、日本ですが、2016年版・全国地震動予測地図が地震調査研究推進本部より、
公表されています。
この地震本部は、平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災 6,434名の死者を出し、10万棟を超える建物が
全壊するという被害をもたらしたことから、日本の地震防災対策に関する多くの課題を浮き彫りにしました。
これらの課題を踏まえ、平成7年6月、全国にわたる総合的な地震防災対策を推進する為、地震防災対策特別措置法が
議員立法によって制定されました。

地震調査研究推進本部は、行政施策に直結すべき地震に関する調査研究の責任体制を明らかにし、
これを政府として推進する為、総理府に設置(文部科学省に設置)された政府の特別の機関です。
本部長は、文部科学大臣と本部員(関係府省の事務次官など)から構成されています。

この地震予測結果では、
今後、30年以内に発生する巨大地震の確率は、

相模トラフ・プレートの沈み込みに伴うM7程度の確率は、70%
南海トラフ・M8~9クラスの確率は、70%です。

この70%という数字に驚きますよね。
日本の首都である東京を中心に大地震が発生すれば、想像を超える被害をもたらすことになり、
日本はどうなってしまうか。
これは、東京は、神戸に比べて、人口では、約9倍、世帯数では、約7倍の規模だからです。

地震波は、固い地盤から軟弱な地盤に入ったときに、地震のゆれが大きくなります。
震源から遠くても地盤が軟弱なところのほうが、ゆれが激しくなることがあります。
地震の規模によりますが、住宅などの地盤補強工事も安価な改良系の工事を常に選択するのではなく、
地盤補強鋼管杭工事なども検討する必要を感じますね。私もこれから先の30年間で、
もしかしたらこの地震を経験するかもしれないと思うと怖くなりますね。
国を中心に各県、市、町村など防災対策をしっかり進めて、できる限り被害を少なくすることが
必要だと考えます。



地盤調査方法は同じでも、中身が違う

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風が強い日が続きましたね。春一番が吹きましたが、気温の差が大きく体調管理に気をつけないと
風邪をひきます。また、乾燥していることもあり、火事のニュースが目立ちますね。

さて、最近、他社の地盤調査から地盤補強の見積もり作成をするケースが多くなりました。
住宅建築に伴う地盤調査法は、スウェーデン式サウンディング試験方法がほとんどですが、
他社の地盤調査データをみると、地盤が軟弱であるにもかかわらず、軟弱なところから
少し地盤の強度が出始めたら、試験を終了しているデータを見るようになりました。
とくに、分譲地の地盤調査データに多く見られます。分譲地の場合は、まとまって、
調査が出来るた為、調査費用も安くなっているからすぐに調査終了にしているなのかは、
わかりませんが、この様な地盤データをみて、どのように地盤対策をしたらよいのか困りますよね。
軟弱な地盤だから、固い層まで杭を圧入するにしても、地盤改良するにしても、
どの深度まで地盤補強すれぱ良いのか不明となってしまいます。

地盤調査員は、特別な理由がなければ、地盤が軟弱と判断できる場合は、
どのような地盤改良方法があり、調査地では、どのような地盤補強が選択できるのかぐらいは、
知識をつけて調査しないと調査不足になるという事を理解しなければならないと考えます。

いくら地盤調査機械が進化しても、調査する人がどの程度まで測定するか、軟弱なところが
一部であれば、その付近の追加調査を実施するかどうかを決定しますので、地盤に関しての
知識を付ける事が必要であり、社内で教育するとか社外の講習会に行くとかして、勉強する事が
大切です。また、調査機械の自動化により、作業が昔より、楽になってもその機械を使うのは、
人間だという事を理解して、知識をつける事が重要となり、地盤調査費が同じでも、
調査員のレベルの差が、はっきり出てしまう結果となります。

 

住宅建築-地盤保証ありきでいいのか-2

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もう少しで、梅雨明けですね。

前回の記事から、久々の投稿となりました。

仕事も忙しく、また、休日は、自分の興味のある事があり、時間をかけていたので、
記事投稿に、かなり日があいてしまいました。

さて、前に、住宅建築に際して、地盤保証会社の地盤判定について思ったことを
記載しました。
住宅を建築する場合は、地盤調査をする時代になっていますが、特に、数年前から
地盤調査の結果から、地盤改良が必要という判定割合が多い為、第三者的な立場で
地盤を判定するという地盤保証会社が、現在では多数あります。

地盤調査データから地盤補強工事が必要と考えられるところでも、『ベタ基礎で大丈夫です』
という結果を目にする事も多くあります。ある地盤保証の判断では、地盤改良必要で、
他の地盤保証会社では、必要ありませんと異なり、地盤保証会社同士の競争が出てきて
いるのではないでしょうか。
今後、この競争の結果により、地盤補強工事必要なところでも『大丈夫』という判定結果が
将来、建物の不同沈下事故が増えていかない事を願います。

地盤調査の結果から、建物を支える為の地盤の支持力や沈下などについて、どのような
場合に、検討が必要になるのかは、法律で記載されています。つまり、一般的に多く利用されて
いる地盤調査方法であるスウェーデン式サウンディング試験結果以外に沈下や建物の変形等を
検討する必要があるという事です。
この地盤調査結果から、圧密沈下、変形などの検討をしているケースが大半ですが、
この検討に使用する計算式は、推定式であり、各現場における精度はどの程度なのか。
前にも記載しましたが、この調査方法は、昔から利用されていて、住宅建築では、
一番信頼性があると思います。但し、沈下や変形など、なんでも精度よくわかるわけではありません。
従って、地盤に関する知識や経験積んだ専門家が必要になるわけです。しかし、専門家といっても
自社で調査している調査員からの調査報告や自分で現地に足を運ぶなど何もしないでわかる訳では
ありません。下請け丸投げ、現場を見ずに判断している会社は、かなり多いのではないでしょうか。

さて、沈下と記載しましたが、沈下には、即時沈下、圧密沈下、収縮沈下などがあります。
住宅建築では、この即時沈下については、ビルと違い荷重が小さい為、沈下してもすぐに
終了してしまい影響が少ないのに対して、長期的に発生する圧密沈下により、傾くことが
あります。この判断をする為に、上記の推定式を使用している場合があります。

しかし、収縮沈下は、どう判断するのでしょうか。例えば、埋設木などの空隙、埋め戻しや
盛土での転圧不足の空隙による沈下、降雨後に埋土が沈むなどの水締め効果的な細粒土の
移動による沈下、埋土内のガラの隙間による陥没沈下などは、圧密沈下の推定式で
どの程度わかるのか疑問です。

地盤の強度といっても場所や過去の利用履歴、造成方法などにより、様々であり、
地盤調査の結果、建物の安定性に不安があるのであれば、建築主様に説明する事が
必要である思います。

それを無視して、大丈夫ですとなったら、後から、建物に障害が発生する危険性がありますよね。
建築された建物が傾き、それを直すのには、限られて施工条件の中で工事をする為、
再び、沈下というリスクもあります。
価格競争や不確かな『大丈夫です』という事が蔓延しない様になればと思います。

PS
先月、仕事関係で岐阜県に行ってきました。車で行きましたが、かなり時間がかかりました。
仕事が終わり、ほんの少しの時間しかありませんでしたが、せっかくなので世界遺産である
白川郷に立ち寄りました。合掌造りの集落で、今も実生活の場として使われています。
豪雪地帯のため、自然が生み出した曲がった太い梁と屋根の傾斜が合致する特徴的な
建物でした。

     

地盤補強工事と地盤保証会社

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2017年の暑い夏も終わりですね。
これからは、少しづつ涼しくなり、過ごしやすくなりますね。

今回も地盤保証会社に関しての記事になります。

以前より、地盤の専門会社が住宅建築をする前に、地盤調査を行い
その結果、建築会社様もしくは、お客様の要望により、第三者機関による
地盤保証をつけるかどうかを選択して頂いています。

最近では、地盤保証会社が直接、地盤調査や地盤改良工事を受注したり、又は、
地盤調査や地盤補強会社を紹介したりする様になりました。
但し、地盤調査も改良工事も保証会社自身で行うのではなく、
下請に依頼しているケースがほとんどではないでしょうか。

保証会社は、地盤調査依頼から受注し、地盤改良工事の見積金額を
数社から取り、それを建築会社様のパソコンで確認できる営業も行われ、
以前の地盤調査や地盤補強工事と地盤保証の境が無くなり、
地盤保証会社がすべて受注管理している話を聞くようになりました。
地盤状況は、場所により、著しく異なり、その地盤に適した地盤補強方法や
お客様の希望の地盤補強方法もあると考えますが、とかく、地盤保証会社の
集めた地盤改良工事の数社の見積書を、改良工事価格だけを見て、安い工法を
お客様に提案しているケースが多いとのではないかと私は、思います。

地震が多い日本、地盤改良工事にもその補強方法は、いくつもあり、
補強金額は、安いが、横からの力(水平力)に関しては、効果がほとんどない
工法もあり、どの程度期待できるか不明の方法もあります。
また、地盤と改良工事を複合的に検討しているのかよくわからない工事や
実績が少ない工法もあります。
もちろん地盤補強工事金額も住宅の建築では、重要なファクターですが、
それだけで決定するのは、疑問を感じます。
一生に一度の高額な買い物になるので、よく検討する事が必要だと考えます。

PS
今年の夏は、職場の仲間と沖縄に行ってきました。
私は、初めて沖縄に行きましたが、泳いだり、観光したりと楽しい時を
過ごしました。オリオンビールもおいしかったです。

  美しい海・ナイスビュー                美ら海水族館  
  

軟弱地盤の種類と液状化対策

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久しぶりの記事更新です。少し長い記事になってしまいました。

急に寒くなってきましたね。10月末から11月初めに、台風が2回、本州に上陸しました。
雨が続くと現場作業はやりにくくなります。 

さて、今回は、軟弱地盤の種類について記載します。実際に軟弱な地盤は、多数に分けられると
思いますが、大別して、軟弱な粘土質の地盤が厚く堆積しているケースと
地下水位が高く、液状化する地盤に分けて記載したいと思います。

1.軟弱な粘土質が厚く堆積している場所は、現在、建物などなく空地であっても地盤が沈下している
場合や沈下はしていないが、建物を建てるとその荷重により、沈下してしまう場合があります。
どちらにしても、建物が傾く危険性がありますよね。建物が総2階と2階部分が、1階部分の位置と
異なっている場合は、1・2階部分のほうが重くなります。そうすると、そちら側に傾く可能性が考えられます。
この沈下の原因は、長期間にわたって、土と土の間の水が徐々に排水されて、堆積が減少する圧密沈下というものです。
軟弱層が厚ければ数年から数十年沈下が続きます。   

2.次に、地下水位が高く飽和された緩い砂が普段は、砂と砂の粒子がかみ合っていて、落ち着いている地盤が、
地震などにより、その砂のかみ合わせがはずれ、水中に浮いた状態になり、地盤の強度が失われ、建物が傾く
場合があります。この時、水の比重より、軽いものは、地上に浮き上がったりします。これを液状化現象といいます。 

さて、上記の場合の軟弱地盤対策として、軟弱な粘土質の地盤が厚く堆積しているケースで、例えば、
地面より、1.0m程度の土を取り、土より軽いもので置換えをしたとします。何も建物を建てない状態でも
沈下している地盤の場合、詳細に調査しないと沈下防止効果があるのかわかりません。圧密沈下は、長期間にわたり
沈下し続ける為、傾く可能性があるわけです。これは、建物が建築されていない状態で、沈下が収まっている場合でも、
現状地盤より、1.0mの土を取った所の土の強さが弱ければ、圧密沈下はしなくとも支持力不足で傾く可能性があります。

では、地下水位が高く、緩い砂地盤の場合、液状化する地盤の層が厚い場合、表層部分のみ固くするとか
土を他のものに置き換えても建物を支える力が失われる為、傾いてしまう事が考えられます。地震により、
水圧が上昇して、地上に砂と共に水が吹き上がる噴砂が発生する場合もあります。最近では、この地下水位が、
地上に噴き上がる前に、水の逃げ道を作っておく方法もありますが、地盤自体が強度を失っている為、
建物が傾く危険性はあります。 つまり表層のみ固くしても効果は少ないという事です。

建物の不同沈下防止策として、昔から固い層まで杭を打設する方法や地盤改良を行い液状化する層を少なくする工法が
採用されています。最近では、多くの地盤対策工法が出ていますが、実績が少なく売り込みの営業トークを信じて
採用した結果、建物が傾いてしまったとの話も聞きますので、事前に地盤の専門家に聞いてみる事をお勧めします。

PS
多くの地盤補強方法がありますが、昔から住宅に使用されている小口径の鋼管杭を主に私は、提案していますが、
今回、台風21号による大雨で奈良県三郷町の線路わきの法面が崩落したニュースが出ていました。
建物の下には、杭が打設されている様で建物は、崩れず残っています。杭がなかったら危険性が大きくなっていたと思います。
また、表層部分の地盤補強では効果がなかった可能性がありますよね。
擁壁ごと崩れているため、雨による水圧の可能性が考えられ、宅地造成時の擁壁自体に問題がないか
検証が必要ですよね。

毎日放送のニュース記事が下記に出ていました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171031-10000001-mbsnews-l27  

   

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